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  言葉ひとつ  
2008.04.09.Wed 


減衰していく音の終わりを聴くとき
「音のしっぽさがしをしよう。」と子供たちに声をかける。
この音のしっぽが聴けないと
次の音へ繋げていくことは難しい。
最初のレッスンで、最初にすることの一つ。

子供たちは、耳をすまして聞いていても
最初はとても早くに、まだ音が残っているうちに
「音のしっぽが消えたよ!」と合図をする。
もうちょっと聴いて欲しいと思うとき
「ほんとだ!しっぽって長いね。
もしかしてもっと長いかも!?もうちょっと探してみようよ。」
と声をかけると、もっと耳をピアノへと向ける。
外のザワザワもだんだん消えていくように。
消えていくピアノの音がどんどんきこえてくるようになる。

でも、この時「あら?まだしっぽあるみたいよ。ちゃんと聞いてみて」
と声をかけると、もう耳はふさがってしまう。
ひたすら先生の顔を見て
「ここがあってる?これで合格?」
と、ただ正解だけを探すようになってしまう。

言葉一つで耳と心が開けるか。
とても難しい。

「学生の時、聴音は得意でした。どんな音でも音名を言い当てられました。」
とおっしゃるお母様。
それはすごいことかも。
でも、単音が聞けたとしても、それをメロディーにするにはもう一つ大事な耳がある。
そこに音色や音の繋がりが聴くことが加わったら
もっとステキな耳になる。演奏も変わるはず。
子供たちなら「その一つ一つの綺麗な音が、みんな手をつないだらどうなるかな?」
と聞けば、もうなにが必要か理解してくれる。
でも、大人はなかなか難しい。

ここまでできたと思ってしまうと
ここから何かできるかなと視線を広げることが苦手かもしれない。
大人って。


4月。
教室にも「はじめまして!」の声が聞こえる季節。



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